WEB SEMINAR
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【11/21(土)16:00〜】I love 工芸~新しい時代の豊かさの見つけ方~
withコロナ期をむかえ、毎日を少しでも豊かに過ごしたいという思いから、暮らしに「安らぎ」や「癒しを」求める人が増えています。アートコレクターでもあり芸術への造詣が深いお二人に、作品や芸術への愛を語っていただきながら、新たな「豊かさ」へのヒントを見出すウェブセミナーです。
【登壇者プロフィール】
遠山 正道 Masamichi Toyama(スマイルズ代表取締役社長)
1962年東京都生まれ。慶應義塾大学商学部卒業後、85年三菱商事株式会社入社。2000年株式会社スマイルズを設立、代表取締役社長に就任。現在、「Soup Stock Tokyo」のほか、ネクタイ専門店「giraffe」、セレクトリサイクルショップ「PASS THE BATON」、ファミリーレストラン「100本のスプーン」、コンテンポラリーフード&リカー「PAVILION」、海苔弁専門店「刷毛じょうゆ 海苔弁山登り」を展開。「生活価値の拡充」を企業理念に掲げ、既成概念や業界の枠にとらわれず、現代の新しい生活の在り方を提案している。近著に『成功することを決めた』(新潮文庫)、『やりたいことをやるというビジネスモデル-PASS THE BATONの軌跡』(弘文堂)がある。最近では、もっともシンプルな結婚の在り方「iwaigami」、小さくてユニークなミュージアム「The Chain Museum」、アーティストを支援できるプラットフォーム「Art Sticker」などをスタート。
秋元 雄史 Yuji Akimoto(東京藝術大学大学美術館館長)
1955年東京生まれ。東京藝術大学美術学部絵画科卒業後、作家として制作を続けながらアートライターとして活動。新聞の求人広告を偶然目にしたことがきっかけで1991年に福武書店(現・ベネッセコーポレーション)に入社。「ベネッセアートサイト直島」として知られるアートプロジェクトの主担当となり、開館時の2004年より地中美術館館長/公益財団法人直島福武美術館 財団常務理事に就任、ベネッセアートサイト直島・アーティスティックディレクターも兼務する。2006年に財団を退職して直島を去るが、翌2007年、金沢21世紀美術館 館長に就任。10年間務めたのち退職し、現在は東京藝術大学大学美術館 館長・教授、および練馬区立美術館 館長を務める。著書に『おどろきの金沢』(講談社)、『日本列島「現代アート」を旅する』(小学館)、『工芸未来派 アート化する新しい工芸』(六耀社)などがある。
写真提供: KAMADO Inc.(Photo by Yuba Hayashi)
【11/28(土)14:00〜】日本工芸の魅力と国際発信について
「国立工芸館」の移転開館や「国際北陸工芸サミット」の開催など、いま改めて工芸への関心が高まるなか、前文化庁長官であり美術史家の青柳 正規 氏に、日本の工芸がもつ魅力とその可能性をお話しいただきます。また、コロナウィルス感染拡大防止に伴う“新しい生活様式”など大きな社会変革がおこるなか、文化行政に長年携わってこられた立場から、工芸をはじめとする日本の文化・芸術はこれからどうあるべきかお話しいただきます。
【登壇者プロフィール】
青柳 正規 Masanori Aoyagi(前文化庁長官、石川県立美術館館長、多摩美術大学理事長)
1944年、大連生まれ。古代ローマ美術・考古学を専攻。東京大学文学部教授、国立西洋美術館館長、文化庁長官などを務め、現在、東京大学名誉教授、東京藝術大学特任教授、山梨県立美術館館長、学校法人多摩美術大学理事長、奈良県立橿原考古学研究所所長、東京オリンピック・パラリンピック 文化・教育委員会委員長、日本学士院会員、石川県立美術館長、他。50年にわたってイタリアの古代ローマの遺跡発掘に携わる。
国内では、地中海学会賞(1978年)、マルコ・ポーロ賞(1991年)、浜田青陵賞(1991年)、毎日出版文化賞(1993年)、紫綬褒章(2006年)、日本放送協会放送文化賞(2011年)、瑞宝重光章(2017年)などを受賞。海外では、イタリア ポルト・エンペドクレ賞(1984年)、イタリア共和国功績正騎士勲章(2002年)、イタリア Sebetia Ter国際賞(2008年)、イタリア Torquato Tasso国際賞(2017年)、イタリア Amedeo Maiuri 国際考古学賞(2019年)を受賞。著書は、『皇帝たちの都ローマ』、『ローマ帝国』、『文化立国論』、「人類文明の黎明と暮れ方」他。