TALKS
陶芸家新里明士
1977年千葉県生まれ。早稲田大学第一文学部哲学科中退後、2001年多治見市陶磁器意匠研究所修了。主な受賞歴に2005年イタリア ファエンツァ国際陶芸展 新人賞、2008年パラミタ陶芸大賞展 大賞、国際陶磁器展美濃 審査員特別賞、2009年Å菊池ビエンナーレ 奨励賞、2014年MOA岡田茂吉賞 新人賞、2020年度日本陶磁協会賞。国内のほか、アメリカ、イタリア、ルーマニアなど海外でも多くの展覧会に出展し、高い評価を得る。
陶芸家見附正康
1975年石川加賀市生まれ、1997年九谷焼技術研修所卒業、福島武山氏に師事。主な個展に、オオタファインアーツ(2007年、09年、16年、22年)。主な展覧会に、「工芸未来派」金沢21世紀美術館(2010年)、「ロジカル・エモーション-日本現代美術展-」スイス、ポーランド、ドイツ(2014~2015年巡回)、「japanese kougei/future forward」アメリカ・ミュージアムアート&デザイン(2015年)「無形にふれる」銀座ポーラミュージアムアネックス(2020年)、「和巧絶佳 令和時代の超工芸」パナソニック汐留美術館(2020~2022年巡回)、「No man`s Land-陶芸の未来、未だ見ぬ地平の先-」兵庫陶芸美術館(2021年)、「未来へつなぐ陶芸 伝統工芸のチカラ展」パナソニック汐留美術館(2022~2023年巡回)、「コレクション展1うつわ」金沢21世紀美術館(2022年)、「ジャンルレス工芸展」国立工芸館(2022年)、「ART de チャチャチャ 日本現代アートのDNAを探る 高橋龍太郎コレクション展」WHAT MUSEUM(2023年)。
国立工芸館館長唐澤昌宏
1964年愛知県名古屋市生まれ。愛知県立芸術大学大学院美術研究科修了。愛知県陶磁資料館(現、愛知県陶磁美術館)学芸員を経て、2003年に東京国立近代美術館主任研究員。2010年に工芸課長。2020年より現職。2018年第39回小山冨士夫記念賞(褒賞)受賞。専門は近・現代工芸史。日本陶磁協会賞選考委員。
主な企画・監修に、「青磁を極める-岡部嶺男展」、「現代工芸への視点―茶事をめぐって」、「日本伝統工芸展60回記念-工芸からKŌGEIへ」、「青磁のいま―受け継がれた技と美 南宋から現代まで」、「The 備前―土と炎から生まれる造形美―」、「近代工芸と茶の湯のうつわ―四季のしつらい―」、「『ひとがた』をめぐる造形」など。
著書に『窯別ガイド日本のやきもの 瀬戸』(淡交社)。共著に『日本やきもの史』(美術出版社)、『やきものを知る12のステップ』(淡交社)など。
アートソムリエ山本冬彦
1948年石川県生まれ。東京大学卒業後、合繊会社・保険会社勤務などのサラリーマン生活を続けながら、趣味として毎週末銀座・京橋・日本橋界隈のギャラリー巡りをし、その時々の若手作家を購入し続けるサラリーマンコレクター。放送大学・理事を最後に退官し現在は銀座に隠居。2009年には『週末はギャラリーめぐり』(ちくま新書)を出版。2010年には佐藤美術館で「山本冬彦コレクション展:サラリーマンコレクター30年の軌跡」を開催。隠居後も銀座の隠れ家を拠点に毎日のギャラリーめぐりとコレクションを続け、雑誌・新聞などの取材やビジネスパーソンへのアート普及のための講演や執筆活動なども行う。最近は若手作家の発表の場作りとして数々の企画展を実施。毎日のようにフェイスブックでアート情報の提供を行っている。
ガラス作家田中里姫
1995年青森県生まれ。2017年に秋田公立美術大学ものづくりデザイン専攻卒業後、秋田市新屋ガラス工房で勤務。2021年に金沢市卯辰山工芸工房入所。2022年に金沢・国際ガラス展2022 大賞、金沢・世界工芸トリエンナーレ大賞を受賞。
金工作家外山和洋
1994年東京都生まれ。武蔵野美術大学で金工を学び2017年に卒業した後、2022年まで同研究室助手を務める。2022年からは神奈川県を拠点に、国外のアートフェアやグループ展、コンペティションを中心に作品発表を行う。金属という、無機物の代表とされながら地球の元素でもある物質を一度完全に溶かし、本来形のない地球のエレメントや生命の美しさを表現した形に再構成することで、地球で行われている循環を表現している。近年の主な活動に、個展「Earth, Metal, Vessel」(2023年、銀座蔦屋書店、東京)、「TEFAF MAASTRICHT」(2023年、MECC Maastricht、オランダ)、「Adrian Sassoon at Parham」(2021年、Parham House、イギリス)などがある。
漆芸作家藤田和
1994年大阪府生まれ。2018年に京都市立芸術大学美術学部工芸科卒業後、2019年に京都市産業技術研究所伝統産業技術後継者育成研修漆工応用コース修了。2022年に金沢卯辰山工芸工房漆芸工房を修了し、現在金沢市内にて制作中。2022年日本和文化グランプリ準グランプリ、2023年に国際漆展・石川2023金賞、Forbes JAPAN 30 under30 2023を受賞。
東京藝術大学名誉教授秋元雄史
金沢21世紀美術館特任館長、国立台南芸術大学栄誉教授、美術評論家。1955年東京生。東京藝術大学美術学部卒業。1991年から直島のアートプロジェクトに携わる。2004年〜2006年地中美術館館長。2007年〜2016年金沢21世紀美術館館長。2015年〜2021年東京藝術大学大学美術館館長・教授。2017年〜2023年練馬区立美術館館長。主なプロジェクト、展覧会は、「直島スタンダードⅠ、Ⅱ」(直島・香川)、「金沢・世界工芸トリエンナーレⅠ、Ⅱ、Ⅲ」(金沢、台湾)、「工芸未来派」(金沢、ニューヨーク)、「ジャポニズム2018『井上有一』展」(パリ、アルビ・フランス)、「あるがままのアート 人知れず表現し続ける者たち」展(東京・日本)等。2021年から「北陸工芸の祭典GO FOR KOGEI」をディレクション。著書には『アート思考』プレジデント社など。
多治見市文化工房ギャラリーヴォイス エグゼクティブディレクター川上智子
1957年岐阜県高山市生まれ。1978年多治見市陶磁器意匠研究所修了後、㈲美濃焼スクエア店長、岐阜県現代陶芸美術館協議会委員、第9・10回国際陶磁器展美濃実行委員会運営委員副委員長コンペ作業部会委員、第11~13回国際陶磁器展美濃実行委員会運営委員等を歴任。2006年多治見市文化工房ギャラリーヴォイス立ち上げ、2013年より岐阜県郷土工芸品審査会委員。その他、1978年岐阜県総合デザイン展入選、1998年第5回国際陶磁器展美濃′98デザイン部門にて審査員特別賞・陶芸部門受賞、2005年第54回ファエンツァ国際現代陶芸展グランプリ、2007年岐阜県芸術文化奨励賞等を受賞。パブリックコレクションとして、外務省国際交流基金、岐阜県現代陶芸美術館、ファエンツァ国際陶磁美術館、岐阜県陶磁資料館等に作品収蔵。
小山登美夫ギャラリー代表小山登美夫
1963年東京生まれ。1987年東京芸術大学芸術学科卒業。1996年に江東区佐賀町に小山登美夫ギャラリーを開廊。菅木志雄や蜷川実花、杉戸洋、三宅信太郎や中園孔二、工藤麻紀子、リチャード・タトルやステファン・バルケンホル、トム・サックスなど国内外のアーティストを展示。オープン当初より、国外のアートフェアへも積極的に参加し、日本アーティストを紹介。一方、国内でのマーケットの充実と拡大を模索し、若手アーティストの発掘、育成にも力を注ぐ。2015年10月に六本木にギャラリーを移転。2007年よりアートアワードトーキョー丸の内審査員。現在、日本現代美術商協会代表理事。著書に「現代アートビジネス」(アスキー新書)、「この絵,いくら?」(講談社)、「何もしないプロデュース術」(東洋経済新報社)、「見た,訊いた、買った古美術」(新潮社)、「“お金”から見る現代アート」(講談社)。
金沢美術工芸大学
芸術学専攻准教授金島隆弘
1977年東京生まれ。東アジアの現代美術や工芸を含む文化的エコシステムにおける協働、プロデュース、キュレーションの実践的研究を行う。横浜、北京、台北、成都、京都など、東アジア地域でのアートプロジェクトや展覧会、交流事業、調査研究などを手がけた他、「アートフェア東京」エグゼクティブディレクター(11-15年)、「アート北京」アートディレクター(16-17年)、「アートコラボレーションキョウト」プログラムディレクター(21年)を歴任。2002年慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科修士課程、2023年京都市立芸術大学大学院美術研究科芸術学博士後期課程修了。修士(政策・メディア)・博士(美術)。
(Photo by Choji Nakahodo)
会場 |
ハイアット セントリック 金沢 2F |
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